三菱地所レジデンスがマンション再販事業「ザ・パークリモア」を始める

三菱地所レジデンス

新築マンションデベロッパーが、再販事業に力を入れ始めています。

三菱地所レジデンスは既存のマンションを1棟まるごと購入し、改装したうえで売る「再販事業」を始める。新築マンション向けの用地取得が難しいなか、膨らみ続ける中古市場にも力を入れ住宅事業全体の収益を拡大する。将来は年500~600戸の販売をめざす。

再販する分譲マンションのブランドを「ザ・パークリモア」と名付けた。今後は同ブランドを冠した物件を東京都心などで販売していく。東急不動産など再販事業を手がける業者は増えており、中古物件の取得競争は激しくなりそうだ。

まず東京都港区の白金台にある賃貸マンションを購入し、改修したうえで売る築30年の物件(総戸数14戸)で地上4階建て。すでに改修に取り組んでおり、2月には改修を終える予定だ。

改修では給・排水管を更新したほか、防犯カメラを新設するなどして安全性を高めた。窓は二重ガラスに替え断熱性も向上された。販売住戸は3LDK・4LDKタイプで、月内にも販売を始める。販売価格は1億円超となる見通し。

(2017年1月12日日本経済新聞朝刊14面抜粋)

人口減少で新築物件の拡大が見込めない新築デベロッパーは、生き残りをかけて様々な戦略を打ち始めています。

今回の「再販事業」、既に東急不動産は参入しており「ハイリノベーションマンション/MAJES(マジェス)」ブランドとして売出しています。その第1号物件が「マジェスタワー六本木」です。

マジェスタワー六本木

こちら、元々の建物は地下3階地上27階建て、総戸数83戸、鹿島建設施工で2006年2月建築の賃貸マンションでした。東急不動産は、退去した住戸から順にリフォームをかけ売却する。専有面積は42.62㎡~118.90㎡。グレードを設けて、リノベーションを変えています。共通の改修では、システムキッチン、天井クロス、エアコン、給湯器、床暖房、浴室乾燥機などの交換、窓ガラスは遮熱コーティングとなっています。

お部屋はスケルトンにすることで、自分の好みのリノベーションすることができますが、変更できない部分もあります。例えば、こちらの物件は直床仕様で天井高は最上階を除き2450mmとなっており、建設されたときの賃貸グレード仕様は残ってしまう部分もあります。

ただ、それを上回る立地というのが最大の魅力なのでしょう。価格が安いとは決していえないと思います。今回、三菱地所が販売する物件は築30年です。それでも、売れることを見込んでの販売であり、やはり「不動産は立地がすべて」の格言通りなのではないでしょうか。

三菱地所レジデンス

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ABOUTこの記事をかいた人

坂根大介

1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産仲介を行う。ITを駆使して資産として不動産を高く売却するために、2015年12月に日本で初めて、実際に不動産(マンション)を売却した不動産会社名と売却価格がわかる「iQra-channel(イクラちゃんねる)」をリリースし、売却実績の情報開示を行いつつ、不動産売却に関わる情報も発信している。宅地建物取引士。