中国民泊大手、途家(トゥージア)が日本に進出!

途家tujiaCEO

民泊サイトといえばアメリカのAirbnb(エアービーアンドビー)が有名ですが、中国民泊大手の途家(トゥージア)が日本に進出するみたいです。

中国民泊大手、途家(トゥージア)が日本に進出する。全額出資の日本法人を設立、民泊に関する新法の成立を見据えて、訪日中国人客向けに民泊を提供できる貸主を募る。世界最大手の米エアビーアンドビーに続き、海外で急追する途家の進出で日本の民泊ビジネスの市場拡大に弾みがつきそうだ。

途家は2011年設立。スマートフォン(スマホ)アプリを中心とした民泊予約サイトを運営し、中国335都市、タイなど世界約70カ国に45万件の登録物件がある。中国で買収を繰り返し、急成長している。

全額出資の子会社である日本途家(東京・千代田)を設立した。資本金は500万円。日本途家のウェブサイトを近く立ち上げ、20年に日本の登録物件数5千件をめざす。宿泊費の3%を手数料として貸主から徴収。中国の12%より抑えて物件確保に弾みをつける。

民泊新法の制定を見据えて、直営の物件管理会社を設立し、マンションや全国に800万戸あるとされる空き家を民泊物件に転換するよう家主に働きかけたり、取得して自前の宿泊施設として運用したりする予定だ。中国で自社が買い取ったマンションを宿泊施設として運営しており、ノウハウを生かす。

途家の利用者は9割以上が中国人のため、貸主とのコミュニケーションが課題となる。日本法人では日本と中国からの相談を受け付けるカスタマーサポートを置く。[…]

格安航空会社(LCC)の増便やビザの緩和を背景に、訪日客の数は5年連続で増加している。中でも中国は最も多く、年600万人超に上り、今後も増えるとの見方が多い。

(2017年2月1日日本経済新聞朝刊11面抜粋)

途家(tujia) airbnb
中国・北京 本社 アメリカ・サンフランシスコ
2011年 設立年 2008年
45万件 物件数 300万件
約1億5000万件 利用者数
(アプリダウンロード数)
1億4000万人
約70カ国
1090都市
国・都市数 191カ国
5万都市
貸主12%
(日本では3%)
手数料 貸主3%、借り手6〜12%

以前、民泊の競争が激しくなっているという記事をお伝えしました。

訪日外国人が多い大阪の民泊は今どのような状況なのか

2017.01.14

しかし、訪日外国人数は2016年に過去最高の2400万人となり、ホテル不足を助ける手段として民泊は有力視されています。(空き家対策としてもです。)

政府は、今年の通常国会で、一定の条件をもとに民泊を解禁する民泊新法を提出する見通しです。一定の条件とは、今のところ以下のような内容です。

民泊=住宅と位置付け、旅館業法の対象外とする→住宅専用地域でも民泊を認める
・ただし、自治体の裁量により、条例等で民泊を禁止することも認める
・民泊を「家主居住型」「家主不在型」の2つに区別し、いずれも「一定の要件」の範囲内で1日単位での住宅の貸出を認める
「一定の要件」の主な内容として、年間提供日数上限を半年未満(180日以下)とする
・「家主居住型」では、家主(住宅提供者)に役所への届出を義務付ける
・「家主不在型」では、管理者への管理委託を必要とし、管理者に役所への登録を義務付ける
・利用者と住居提供者をマッチングする仲介事業者にも、役所への登録を義務付ける

特に「年間提供日数上限を半年未満(180日以下)とする」という内容に、リスクを考え新規参入に二の足を踏んでいる事業者が多いのです。加えて「民泊禁止」を条項に入れた分譲マンションも増えています。

そんな中、中国民泊大手の途家(トゥージア)が日本に進出するわけです。

途家tujia

中国で利用している中国人にとっては、馴染みがあり、便利なため途家を利用すると思います。なにせ、airbnbを利用すると借り手にも6〜12%かかるところ、途家は借り手の手数料がかかりません。

また、途家は今回、旅館予約サイト「Relux」を運営するロコ・パートナーズとも提携しました。

Relux

Reluxは一流旅館・ホテルのみを厳選した、会員制の宿泊予約サービスです。全国各地の一流旅館・ホテルを泊まりあるいてきたReluxの審査委員による厳しい審査を通して、心からおすすめできる宿泊施設だけを厳選してご紹介しています。

(Reluxのサイトから抜粋)

Reluxに掲載されている日本の高級旅館700件の予約も、途家を通じて予約することができるようになりました。

数多くの民泊運営サイト側もし烈な手数料競争が始まっています。日本の民泊運営サイトも独自の物件を扱うなどのなにか特色を出す必要があるかもしれません。

 

途家tujiaCEO

あなたの不動産はいくら?

iQra-channel(イクラちゃんねる)では、気になるマンションや、ご自宅のマンションの売却価格がその場でわかる!また、どこの不動産会社が売却したのかもわかる!最新の相場価格を公開中!

ABOUTこの記事をかいた人

坂根大介

1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産仲介を行う。ITを駆使して資産として不動産を高く売却するために、2015年12月に日本で初めて、実際に不動産(マンション)を売却した不動産会社名と売却価格がわかる「iQra-channel(イクラちゃんねる)」をリリースし、売却実績の情報開示を行いつつ、不動産売却に関わる情報も発信している。宅地建物取引士。