金銭が原因での家の売却方法(土地・戸建・マンション)

不動産売却(金銭)

様々な理由からお金が必要で、家(土地・一戸建・マンション)を売却するというケースは少なくありません。

しかし、不動産は流動性(換金化しやすいかどうか)が低いモノのため、すぐにお金に換えるのは難しいものです。そこで「買取」という方法があります。買取とは、不動産業者が直接買主となってあなたの不動産を買い取ることです。そのため、できるだけ早く売却かつ現金化することが可能です。

不動産売却方法の一つ「買取」はどのような売却の場合に選ぶべきか

不動産売却方法の一つ「買取」はどのような売却の場合に選ぶべきか

2016.10.14

しかし、「買取」を選ぶと相場価格より安い価格で売らなければなりません。不動産業者は、購入した不動産を相場価格で売却できることを前提に、買取価格を逆算して出します。相場価格から不動産買取にかかる経費と不動産業者の利益分を差し引いた金額が買取価格となるため、「買取価格>仲介価格」になることは基本的にあり得ません。不動産によって大きくブレますが、相場価格の60%〜70%が買取価格のおおよその目安になります。

不動産買取価格の算出方法

不動産売却方法の一つ「仲介」はどのような売却の場合に選ぶべきか

不動産売却方法の一つ「仲介」はどのような売却の場合に選ぶべきか

2016.10.12

「本当に時間がない」状況で「お金」が必要なのであれば買取しかないでしょうしかし、少しばかりの時間があれば、「仲介」で「買取」よりも高く売却することができます

現金ができるだけ早く必要な場合の不動産売却について、どのようにするのが得策なのでしょうか。

ここでは金銭が原因による家の売却方法についてわかりやすく説明します。

 

そもそも、不動産を売るのにどれぐらい時間がかかるの?

不動産はすぐにお金に換えることが難しいと言いましたが、いったいどれぐらいの時間がかかるのでしょうか。

少し前の調査になりますが、こちらは不動産ポータルサイトSUUMOが2010年に調査した「売却の成約までにかかった時間(822件の回答)」の回答になります。

売却の成約までにかかった時間

2週間未満 7%
2週間以上1カ月未満 13%
1カ月以上2カ月未満 21%
2カ月以上3カ月未満 18%
3カ月以上6カ月未満 20%
6カ月以上1年未満 11%
1年以上 10%

「買取」ではなく「仲介」での不動産売却は3ヶ月という期間が一つの目安であり、3ヶ月以内で売却できれば早い方といえるでしょう。実際、3ヶ月未満で売却した人が全体の半数以上(59%)ですが、3ヶ月以上も41%あります。いつ売れるかわからない、それが不動産です。

「そうか、早ければ2週間未満で売れるのか」と思ったあなた。実はこれで売却完了ではありません。

上記の「成約」という単語は「不動産契約の時」を意味しており、不動産契約時に全てのお金がもらえるわけではありません。全てのお金がもらえるのは引渡しのときですが、一般的に契約から約2ヶ月ほどかかります。もちろん、条件交渉にもよりますが、1ヶ月でも早い方で、どれだけ早くても2週間かかります。もし、買主が住宅ローンを利用する場合は2週間では不可能です。

成約とは?

不動産における成約(せいやく)とは、不動産契約が成り立つことを意味します。

成約=不動産契約

不動産売買契約の時に全てのお金がもらえるわけではないって知ってた?

不動産売買契約の時に全てのお金がもらえるわけではないって知ってた?

2016.11.02

 

売却期間と成約価格は反比例する

反比例(はんぴれい)とは、一方が増えれば他方が減る、一方が減れば他方が増える、というものですよね。

残念ながら、一般的に不動産は、売却期間が長くなれば長くなるほど成約価格が下がります

中古マンション価格乖離率

上記は、三大都市圏(東京圏・近畿圏・中部圏)における中古マンションが売出価格と成約価格にどれだけの値引きがあったのかを示しています。3ヶ月経っても売れないのであれば、1割(10%)以上の値段下げないと売れないということになります。「売れない≒需要がない≒高い」、これは市場の原理ですよね。

このように、「できるだけ高く」と「できるだけ早く」は反比例しているので、どちらも手に入れることはかなり難しいのです。

つまり、「できるだけ早く」売って換金するためには、実際に売れるであろう金額である「相場価格」を見極める必要があります

 

金銭が原因での不動産売却は時間が早い分売却金額は下がる

金銭が理由であっても、家を売る方法は普通の不動産売却と何ら変わりありません。

不動産売却の流れが知りたい方は『不動産(マンション/戸建て/土地)を売却するには?ー不動産売却の流れー』をご覧ください。

不動産(マンション/戸建て/土地)を売却するには?ー不動産売却の流れー

2016.11.17
売却理由と売却期間(金銭)

一般的に、不動産売却査定書における査定価格とは、3ヶ月という期間で売却できるであろうという金額を示しています。金銭が理由での不動産売却は、金銭が必要なタイムリミットによります。3ヶ月よりも早く売りたければ、査定価格よりも下げなければなりません。

売却理由と成約価格(金銭)

一刻も早く売るためには、価格を下げることや値段交渉を受け入れるため、ほとんど市場価格(相場価格)より安くなります。売主にとって最初から想定していた価格と成約価格にズレが生じる場合があります。

これが、金銭が理由での不動産売却は時間が早い分、売却金額は下がるということなのです。

◯◯価格について

相場価格…現時点で市場に出して「実際に売れるであろう金額」のこと。
査定価格…本当は「おおむね3か月以内に売れると想定した金額」のことを指すが、実際は不動産会社が売主の様子を見ながら提案することも多い。
売出価格…売却スタート時点の販売価格。
販売価格…現在売出ししている不動産の価格。
成約価格…「実際に売れた金額」のこと「取引価格」ともいう。

相場価格・査定価格・売出価格・販売価格・成約価格

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

なんだ、結局、相場価格より下がるのかと思われたのではないでしょうか。

それは間違っています。全く違います。

買取価格であれば相場価格の60〜70%になります。しかし、仲介で相場価格の90%売りに出してみてください。すぐに売れるはずです。仮に相場価格が3,000万円のマンションであれば、その差は600万円〜900万円です。

購入希望者はあなたが思っているより多いものです。もし、相場の1割安い不動産が市場に出れば「あれ?これ安くない?」と思って飛びついてきます。

もし、期間が不安なのであれば、「購入者は◯ヶ月以内に決済すること」や「現金決済に限る」などの条件をつけても良いかもしれません。それは可能です。(本来、条件をつけて購入希望者の対象者数を少なくするようなことはしない方が賢明です。)期間に余裕があればあるほど、より相場価格に近い、高い金額で売却することができるでしょう。

そのためにも、過去実際に売れた金額=相場(市場)価格を知らなければなりません

家は、一生にする買い物の中でも恐らく一番高い買い物でしょう。あなたの財産です。考える時間はそれほど残されていないとは思いますが、購入するときに色々と考え悩んだように、売却するときにも、よく考えて計画的に、そして戦略的に売却することをお奨めします。

 

不動産売却(金銭)

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