倍率地域(ばいりつちいき)とはなにかわかりやすくまとめた

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Q:倍率地域(ばいりつちいき)とはなんですか?

A:路線価のない地域のこと

路線価は市街地に定められるため、郊外などの農村集落地域では路線価をつけません。

路線価(ろせんか)とはなにかわかりやすくまとめた

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2017.04.30

路線価のない地域は倍率方式(ばいりつほうしき)で評価するため(評価倍率)、倍率地域(ばいりつちいき)といいます。

評価倍率

倍率方式は、固定資産税評価額に国税庁が定めた倍率を掛けて算出します。この倍率を記載したものを、評価倍率表といい、国税庁のHPに掲載されています。

固定資産税評価額とはなにかわかりやすくまとめた

評価倍率表

倍率表1

(評価倍率表の例)

「1.1」と書かれているのが倍率方式です。土地の固定資産税評価額に1.1倍したものが相続税の評価額になります。固定資産税評価額は毎年送られてくる納税通知書か、市町村の役所で取得することができます。

不動産売買に必要な固定資産評価証明書・公課証明書の取得方法

また、倍率表に「路線」と書かれている地区は路線価があるということを意味しています。また、「比準」と書かれている地区はその土地の近くの土地の路線価をもとに価格を決めます。

さらに「個別」と書かれているものもあります。こちらは「個別評価」です。

個別評価

個別評価も路線価が記載されていない場合のもので、土地区画整理事業などでその土地が換地処分を受ける場合に記載されます。

土地区画整理事業とはなにかわかりやすくまとめた

個別評価の土地の評価額を知るためには、税務署に「個別評価申出書」を提出する必要があります。ただし、個別評価申出書を提出できるのは、実際にその土地の相続税・贈与税の申告書を提出する人です。