売買1位の大手不動産屋は?2018年「売買仲介実績ランキング」TOP10

売買1位の大手不動産屋は?2018年「売買仲介実績ランキング」TOP10

2018年版「不動産売買仲介実績ランキング(2017年度=2018年3月期)」がついに発表された。中古マンションなど不動産価格の上昇により手数料収入がほとんどの会社でアップ、気になる1位はあの大手不動産仲介会社だった。ランキングTOP10をまとめてご紹介する。

不動産売買仲介実績ランキング2018年版が発表

2017不動産仲介実績ランキング2

首都圏流通動向(東日本レインズ)によると、17年度の中古マンションの成約件数は3万7,172件(前年度比0.7%減)と、3年ぶりに前年度を下回ったが、過去最高だった前年度に続き、3万7,000件台となっている。また、成約物件のm2当たり単価も、首都圏平均50.63万円(同4.5%上昇)で5年連続の上昇。成約物件価格は3,253万円(同5.7%上昇)で、こちらも5年連続の上昇で、物件単価の上昇を受けて、売買仲介実績も堅調だった。手数料収入はほとんどの会社で増収となったが、前期に比べると減収の企業が増えているのが気がかりなところだ。

このような状況において、中古不動産の売買仲介の大手がどこなのかわかる、毎年注目を集めている「不動産売買仲介実績ランキング」(株式会社住宅新報社調べ)が今年も発表された。気になる1位はあの不動産会社だった。

こちらの数字は原則、売買仲介のみの数字で両手取引は1件でカウントしています。仲介手数料の上限額は3%+6万円です。両手仲介の場合は6%+12万円です。

【第10位】大成有楽不動産販売グループ

大成有楽不動産販売

手数料収入 70億円(前期比−6.0%)
取扱件数 4,259(前期比−2.5%)
取扱高 1,628億円(前期比−4.3%)
店舗数 39(前期比0)
1件あたり平均物件価格 3,822万円
手数料率 4.2%
1件あたり平均手数料 164万円
1店舗あたり平均手数料収入 17,948万円

本社は東京都中央区。大成建設グループの会社で、親会社は「オーベル」のブランド名でマンション分譲事業を行っている。営業エリアは首都圏に特化している。

【第9位】大京穴吹不動産

大京穴吹不動産HP2017

手数料収入 79億円(−2.7%)
取扱件数 6,805(−0.3%)
取扱高 1,732億円(0.6%)
店舗数 74(+4)
1件あたり平均物件価格 2,545万円
手数料率 4.5%
1件あたり平均手数料 116万円
1店舗あたり平均手数料収入 1675万円

本社は東京都渋谷区。オリックスグループ。大京の「ライオンズマンション」シリーズ、穴吹工務店の「サーパスマンション」シリーズで有名。ここ数年は、特に買取事業(買取再販)に力を入れて収益を伸ばしている。他の会社と比較して地方に多く店舗展開しており、物件価格が都内に比べて下がるため、取扱件数に対して手数料収入が低い。

【第8位】三菱地所リアルエステートサービス

三菱地所リアルエステートサービスHP2017

手数料収入 96億円(4.3%)
取扱件数 1,162(−11.6%)
取扱高 2,343億円(−24.1%)
店舗数 9(0)
1件あたり平均物件価格 2163万円
手数料率 4.0%
1件あたり平均手数料 826万円
1店舗あたり平均手数料収入 106,666万円

本社は東京都千代田区。三菱地所の子会社で、法人事業に特化している。収益マンションやオフィスビルなどの仲介が多いため、1件あたりの物件価格や手数料が高い。法人仲介において大型案件の増加などで、手数料収入が大幅に増加した。

【第7位】みずほ不動産販売

みずほ不動産販売HP2017

手数料収入 156億円(10.8%)
取扱件数 4,237(0.1%)
取扱高 3,961億円(18.2%)
店舗数 44(−1)
1件あたり平均物件価格 9,348万円
手数料率 3.9%
1件あたり平均手数料 368万円
1店舗あたり平均手数料収入 35,454万円

本社は東京都中央区。信託系で、みずほフィナンシャル・グループの不動産会社。近年、不動産事業に力を入れているが、信託財産にある不動産を出口として扱うことが多いため、大きめの宅地(戸建て)などが多い。

【第6位】三菱UFJ不動産販売

三菱UFJ不動産販売HP2017

手数料収入 194億円(11.6%)
取扱件数 5,759(3.3%)
取扱高 4,816億円(12.8%)
店舗数 45(2)
1件あたり平均物件価格 8,362万円
手数料率 4.0%
1件あたり平均手数料 336万円
1店舗あたり平均手数料収入 43,111万円

本社は東京都千代田区。信託系で、三菱UFJフィナンシャル・グループの不動産会社。8位の三菱地所リアルエステートサービスは、三菱地所の子会社でデベロッパー系。このあたりの違いについて知りたい方は、以下の記事に詳しく書いているのでご覧いただきたい。

日本郵政が野村不動産を買収する理由は野村不動産アーバンネット?

2017.05.15

【第5位】三井住友トラスト不動産

三井住友トラスト不動産HP2017

手数料収入 202億円(6.4%)
取扱件数 7,878(7.0%)
取扱高 4,951億円(9.8%)
店舗数 72(0)
1件あたり平均物件価格 6,284万円
手数料率 4.0%
1件あたり平均手数料 256万円
1店舗あたり平均手数料収入 28,055万円

本社は東京都千代田区。三井住友信託銀行グループの不動産会社。もちろん信託系。信託財産での不動産活用に強みがあるが、エンド(一般消費者)仲介に関してもそこそこ強い。

【第4位】野村不動産グループ

野村不動産アーバンネットHP2017

手数料収入 316億円(4.5%)
手数料割合 リテール65.7%/ホール34.3%
取扱件数 8,561(3.5%)
取扱高 8,007億円(7.5%)
店舗数 83(+5)
1件あたり平均物件価格 9,352万円
手数料率 3.9%
1件あたり平均手数料 369万円
1店舗あたり平均手数料収入 38,072万円

本社は東京都新宿区。「野村の仲介+(PLUS)」のブランド名で知られる。大手不動産会社の中では、最もネット集客に力を入れており、効果も出ている。

※野村不動産と野村不動産アーバンネットにおける仲介の合計の数字です。

次のページはTOP3

1 2