私道負担(しどうふたん)とはなにか?

私道負担(しどうふたん)とはなにか?

Q:私道負担(しどうふたん)とはなんですか?

A:私道の場合の負担面積や負担金、負担料

私道負担(しどうふたん)には、①土地の一部が私道になっていること②敷地に接している道路が私道で、利用するために負担が生ずることの2つの意味があります。

ここでの私道は「その道路の所有者が誰か」によって判断します。その道路の所有者が国・都道府県・市区町村であれば公道、それ以外の一般の人(私人)であれば私道という形です。

契約書や重説に出てくる「私道」にも意味が2つある

一般的に不動産売買契約書や重要事項説明書で利用される「私道」とは、重要事項説明書の「敷地等と道路との関係」の項目での「私道」(建築基準法上の道路で、国・地方公共団体以外の私人が所有権を有している道路)ですが、ここでの「私道」は、重要事項説明書の「私道に関する負担等に関する事項」の「私道」の意味であり、単に通行用(利用者が特定少数の場合も含む)の通路で私有のもの(建築基準法上の道路ではない道)も対象になります。

私道の所有の形はさまざまで、次のようなものがあります。

私道の所有パターン

  • 私道に接している土地の所有者が、道路の所有権を共有している。
  • 私道に接している土地所有者が、道路の一部をそれぞれ所有(単有)している
  • 住宅地を開発・分譲した不動産業者などの第三者が、道路の所有権を持っている

調査にあたっては、共有持分の割合、単有で持つ私道の面積、第三者所有の場合はその所有の経緯などを調査します。

公道とは?私道とは?契約書や重説における定義について

2018.06.04

①土地の一部が私道になっていること

私道負担

私道部分は、建物の敷地面積に参入できません。例えば、330㎡のうち30㎡が道路であれば、建ぺい率容積率の算定基礎となる面積は300㎡となります。

②敷地に接している道路が私道で、利用するために負担が生ずること

私道の所有権を持たない者が、その私道を利用するにあたって、なんらかの負担を負うことがあります。例えば、通行料を支払うとか、その私道を利用して上水道や下水道、ガス管を引く場合は、道路所有者の承諾を得なければならず、掘削料や使用料を支払うことがあります。

「私道に関する負担等に関する事項」とはなにか

2016.07.16