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数次相続(すうじそうぞく)とはなにかわかりやすくまとめた

数次相続(すうじそうぞく)とはなにかわかりやすくまとめた
不動産屋
数次相続(すうじそうぞく)とはなんですか?

相続登記を行わないうちに相続人の1人が死亡してしまい、次の相続が開始されること

一般的に、所有権移転登記は、不動産売買などその原因となる事柄が起きるとすぐ行うのに対して、相続登記(相続による所有権移転登記)は、登記されないまま長い間放置されていることがよくあります。売却するために登記が必要と知って登記する人もなかにはいます。

売買のような登記原因の場合、不動産を取得した者は、自分の権利を守るために、対抗力(たいこうりょく)を得ようとすぐ登記します。これに対して、相続は前所有者である被相続人が死亡しており、財産を受ける側も身内であるため、急いで登記する必要がないからです。

対抗力とは

不動産登記とは「その不動産がどんなものなのか、どこの誰が所有しているかを記録しているもの」であり、また「その不動産で誰がどんなことをしたのか記録したもの」です。それら登記の記録がまとめられた台帳が登記簿です。

登記簿」という証拠によって、所有者は自分の土地の所有権を主張できます。これを法律上では「対抗力」といいます。

その結果、相続登記をする前に、次の相続が、さらにはその次の相続が起きることもあります。このように複数の相続が続くことを、数次相続(すうじそうぞく)といいます。

次の例は、波野ノリオから波野ノリスケが相続し、さらに波野ノリスケが死亡したことによって数次相続が起きた例です。

相続家系図

このように複数回起きている相続について、一度に登記することができます。ただしそれが可能なのは、中間の相続人が、1人だけ(このケースでは波野ノリスケ)で行われる場合に限ります。

数次相続登記

(数次相続の登記)

相続登記とはなにかわかりやすくまとめた

相続登記とはなにかわかりやすくまとめた

2017.01.13
不動産会社で、司法書士に不動産登記や相続案件、離婚の書類の作成を依頼されたいという方は、「はつね司法書士事務所」にご相談ください。

女性の司法書士で、かつ近年増えている外国人の売買の登記についても、英語・中国語の通訳、翻訳をしてくれます。

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この記事の執筆者

坂根 初音
坂根 初音さかね はつね

はつね司法書士事務所代表。司法書士。1986年大阪生まれ。大阪大学外国語学部中国語専攻卒業。
大学卒業後、ダイキン工業株式会社に入社し、物流本部にて実務を経て、その後L&P司法書士法人にて不動産登記を行う。
特に、得意な英語・中国語を活かして、外国人向けの不動産売買取引の登記実務や相続実務についてわかりやすく発信している。また売買契約書の作成や各種登記関係書類の翻訳や通訳業務もおこなっている。
運営しているサービスは、「外国人の不動産登記.com」など。
主な資格・実績は、司法書士、中学校・高等学校教諭一種免許状(英語・中国語)、英検準1級、TOEIC895点など。

この記事の監修者

坂根 大介
坂根 大介さかね だいすけ

イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。
野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。
「証券×不動産(売買)×IT」という強みと、契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、不動産屋社長のためのノートなどをわかりやすく発信している。
イクラ株式会社では、過去に家が売れた成約価格がわかり、売買実績豊富な信頼できる不動産会社とチャットで相談できる「イクラ不動産」を運営。日本経済新聞にも取り上げられる。
また、司法書士事務所では、不動産登記の専門家として登記だけでなく、離婚協議書の作成や遺産分割協議書の作成、相続登記、自己破産の申請を数多く行っており、住宅ローンなど金銭的問題・離婚・相続などを中心に法律に関わる不動産売却の相談が年間1000件以上ある。
主な資格は、宅地建物取引士JSHIホームインスペクター2級FPなど。

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