空き家となった戸建ての管理サービスが広がる

空き家管理のサービス、比較

人口減少に突入している日本。空き家が年々増えています。2033年には今の約3倍に空き家が増えて、3戸に1戸は空き家という予測もあります。

16年後には空き家が3倍になり、3戸に1戸は空き家になるとの予測

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2017.06.26

そのような中、空き家を管理してくれるサービスが広がっているようです。

空き家管理、月5000円程度

一人暮らしの親の死去や自身の転勤などで空き家となった戸建て住宅の管理サービスが広がっている。放置すると雑草が増えたりして隣家とトラブルになる恐れがある。各社の基本サービスは月に一度の訪問で外壁の破損や雨漏りがないかチェックし、郵便物を整理して転送するものが多い。

大東建託パートナーズ(東京・港)は換気や屋内外の清掃を含めて月額1万円(税別)で請け負う。震度5強以上の地震や台風といった災害時は無料で追加の見回りをする。

家の中に入らず、外観のみを確認する割安プランも月5000円で提供しているが、顧客の7割以上は内部チェックも希望するという。「定期的に水道に水を流したり換気をしたりしないと家が傷む」(同社)

防犯を重視する利用者向けに警備会社も手掛ける。綜合警備保障(ALSOK)は破損や周辺のゴミ不法投棄がないか月に一度確認し、侵入者を感知すると急行する「るすたくセキュリティパック」を月5000円で提供している。屋内に入っての換気や通水は1回につき5000円だ。

外観チェックだけなら月額100円の業者もある。NPO法人の空家・空地管理センター(埼玉県所沢市)は空き家の放置を減らすために格安で提供する。

独自の研修を受けた不動産業者らがボランティアで見回りを引き受ける。上田真一代表理事は「誰も住んでいないと小さな変化に気付けない」と管理の重要性を指摘する。

(2017年12月1日日本経済新聞朝刊25面抜粋)

だいたい、各社を比較してみると、中に入らず外観だけを巡回・確認するサービスで月5,000円の時間は30分、内部も確認すると月10,000円で時間は60分が相場のようです。

外観だけといっても、簡易清掃や雑草の除去、庭木の確認もしてくれます。内部の確認では、簡易清掃だけでなく、全室換気や通水もしてくれます。

空き家管理の流れ

大東建託パートナーズの空き家管理サービス

大東建託空家管理サービス

日本空き家サポート(L&F)の空き家管理サービス

日本空き家サポート空家管理サービス

ALSOK(アルソック)の空き家管理サービス

綜合警備保障(ALSOK)も空き家の管理サービスがあります。特に「るすたくセキュリティパック」(月5,000円)が良さそうです。センサーが侵入を感知したら、ガードマンがご自宅に駆けつけて状況を確認してくれます。ALSOKのステッカーも効果がありそうですね。泥棒も空家かどうかぐらいは数日確認すればわかるため、給湯器やエアコンなどお金になるものはなんでも盗みます。

ALSOK空家管理サービス

空家・空地管理センターの空き家管理サービス

そして、ダントツ一番安いのがこちらの「100円管理」です。100円管理サービスは、月に一度、外観からの目視点検に特化した商品です。所有する空き家が原因となる「事件」を抑制することを目的としており、100円管理サービスをご利用いただくと、管理看板を設置してくれます。

空家・空地管理センターの空家管理サービス

いかがでしたでしょうか。

これらのサービスの他、地元の不動産売買仲介会社ではさらに格安(場合によっては無料)で管理してくれるところもあるようです。格安の理由は、その「空き家」を将来売却するときは売却をお任せいただきたいというのが理由のようです。加えて、「空き家」と不動産会社の距離が近ければ近いほど、普段から確認してくれたり、もし何かあった場合でもすぐに駆けつけてくれます。一度、近くの売買仲介を取り扱っている不動産会社にも相談してみると良いかもしれません。

土地・一戸建て・マンションの売却を扱っている不動産会社の調べ方

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2016.10.16
空き家管理のサービス、比較

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ABOUTこの記事をかいた人

坂根大介

イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。