不動産屋のバイブル「ゼンリン」が自動運転関連銘柄?

「ゼンリン」は、不動産関係者のバイブルで知らない人はいませんよね。

どうやら我々の「ゼンリン」は世界へと羽ばたいているようです。

地図大手のゼンリンの株価が5日午後に急騰し、制限値幅の上限(ストップ高)となる前日比500円(24%)高の2619円で取引を終えた。16年6月以来、約7カ月ぶりの高値。売買高も140万株強と、前日の4.5倍に膨らんだ。米半導体大手のエヌビディアがゼンリンと組んで自動運転向けの高精度地図サービスを開発すると発表し、個人投資家を中心に材料視された。

ゼンリン・エヌビディア

エヌビディアは自動運転の頭脳となる人口知能を手がける。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連企業の代表格で、時価総額は昨年1年間で約4倍に増えた。自動運転というテーマ性に加え「組む相手が成長著しいエヌビディアだったことも人気につながった」(松井証券の窪田朋一郎氏)という。

ゼンリンは協業の事実を認め「地図製作のスピードアップにつなげるのが狙い」(同社)としている。自動運転人気は競合銘柄にも波及した。パイオニアの株価は一時、前日比5%高の261円まで上昇。同社はデジタル地図大手の独ヒアと自動運転用の地図製作システムを開発する。この日の急騰でゼンリン株の予想PER(株価収益率)は43倍台に跳ね上がった。自動運転関連は「まだ利益貢献する段階ではない」(国内証券)こともあり、短期的には過熱感が意識されそうだ。

(2016年1月6日日本経済新聞朝刊16面抜粋)

自動運転とは、現在ドライバー(人間)が行っている様々な運転操作を、人間の代わりにシステム(機械)が行うことです。すでに採用されている運転支援システムの中には、将来の自動運転につながる技術が導入されています。今後技術の更なる進化によって、システムが行う運転操作の割合が高まると自動運転となります。自動運転は大きく4段階に分かれています。

世界中の大手自動車会社・IT会社が自動運転の技術を確立しようと躍起になっています。「自動運転」は注目の高いテーマとなっています。

エヌビディア(NVIDIA)はアメリカの半導体メーカーで、コンピュータのグラフィックス処理や演算処理の高速化を主な目的とするGPUを主に開発し販売してきました。最近では、AI用半導体チップメーカーとして脚光を浴びており、Baidu、Google、Facebook、Microsoftが採用、NVIDIAが協力する企業の数は3400社を上回っています。

NVIDIA

独メルセデス・ベンツと米半導体大手のエヌビディアは6日、自動車向け人工知能(AI)分野で提携すると発表した。1年以内にエヌビディアのAIコンピューターを搭載した車をベンツが発売する。[…]

自動運転などに欠かせない自動車用AIを巡っては、エヌビディアや米インテル、オランダのNXPセミコンダクターズの買収を決めた米クアルコムなどが火花を散らしている。

独アウディや米フォード・モーター、米テスラモーターズ、スウェーデンのボルボ・カーに続いて高級車のメルセデス・ベンチと提携を決めたことは、エヌビディアにとって追い風となりそうだ。

(2016年1月7日日本経済新聞夕刊3面抜粋)

身近な「ゼンリン」が、自動運転用の地図を製作しているなんて、ワクワクしませんか?

(2017年1月13日以下追加)

「人工知能(AI)は自動車の未来に革命をもたらす」。6日、米家電見本市「CES」に出展した独メルセデス・ベンツのブースで、米半導体大手エヌビディアの最高経営責任者(CEO)、ジェンスン・ファン(53)は来場者に語りかけた。

自動運転などに欠かせない車載AIでメルセデスとの提携を発表したファンはその2日前、CESの基調講演に登壇。自動車部品大手の独ボッシュ、独ZFなど4社との提携も発表した。「半導体から関連ソフト、開発環境まで一体的に提供できるのが提携する決め手だった」。ボッシュで自動運転開発部門を率いる副社長のマイケル・ファウステン(47)は打ち明ける。

1993年にファンが仲間と創業したエヌビディアは、ゲームのCG(コンピューターグラフィックス)をなめらかに動かす画像処理半導体(GPU)が主力の「ゲーム屋」だった。

売上高の6割は今もゲーム業界向けが占めるが、6年ほど前に「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれるAIの最新技術に最適化した製品の開発に着手。大量の計算を同時に処理できるGPUの強みを生かす先見性が実を結び、いまやAI向けチップで業界の先頭を走る。

独アウディ、米フォード・モーター、米テスラモーターズ、スウェーデンのボルボ・カー、そしてメルセデス。有力メーカーが次々とエヌビディアの採用に動く中、既存の車載半導体メーカーは危機感を強める。「エヌビディアの台頭は意識している。でもうちは自動車のことをよく分かっている。そこを強みにしたい」。会場で自動運転車のデモを披露したルネサスエレクトロニクスの技術担当者は自動車メーカーが重視する省エネ性能をアピールした。

パソコンを制した米インテルと、スマートフォンを制した米クアルコムも追撃に動く。インテルはCESで「インテルGO」と呼ぶ自動運転車向けの開発基盤を発表。クアルコムは年内にも車載半導体最大手NXPセミコンダクターズ(オランダ)の買収を完了する。

「本当の戦いは『レベル4』の自動運転車の開発が本格化するこれから」。インテルがエヌビディア対抗の切り札と位置づける「FPGA」と呼ぶ半導体部門を率いる副社長のダン・マクナマラは強調する。自動車各社が完全自動運転車を発売するのは2021年前後。「AIカー」の頭脳を制するのは誰か。答えが出る時期は遠くない。

(2017年1月13日日本経済新聞朝刊2面抜粋)

 

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坂根大介

イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。